乱あんど癌

色んな意味で乱れたおっさんと、突然現れた派手な膀胱癌。RUN&GUN 速攻。常に攻守交替。先生、バスケもしたいし、あんなことやこんなこともしたいです。

第7話 初入院からの初体験~この歳になっての初物尽くしは刺激的過ぎました☆~

こんにちは

 

今日の夜は予約で満席 朝までコース

ランチは好調

お弁当販売も好調

ディナーはやっと右肩上がりになってきた。

 

腎臓

入院

 

自己管理不足の自業自得

 

基本的に楽観主義者

いいかげんのポジティブ思考

折れることのない適当人間

 

いやー今回はさすがに堪えた

人生最大の事件になりうる状況に震えた。

 

その後のお話。

 

「うーん」と「ごめんなさい」

金曜の夜

土曜の夜は店を閉めた

 

金曜、土曜とご予約をいただいていたお客様達は

みなさま本当に良い方達で

こちらがご迷惑おかけしているのに、みなさま暖かいお言葉をかけてくれた。

誇張した表現ではなく、本当に「みなさま」がだ

 

おかげで

金曜日夜から日曜日夜まで

腎臓の痛みはもちろんだが、罪悪感がほとんどだった

唸り声と、お詫びの言葉がグルグルしていた気がする。

ただ、心配してくれている人たちの温かさも知った

 

先生に言われたとおり

座薬は限界の時に1回使用しただけだった

もうひとつの痛み止めは、座薬ほど効き目は強くなく

その分唸ってる時間が増えた。

 

耐え忍ぶ

 

この時から始まったんだと思う。

 

初入院

4月15日

病院で妻と待ち合わせ、入院するフロアーへ行った。

 

6人部屋の病室、通路側のベッドに案内され

入院に必要な書類や、今日のスケジュール

簡単な館内説明や注意事項など。

よくわからないので、入院経験のある妻に任せた。

 

新しい住処を手に入れるとワクワクしてしまう悪い癖

やっとこの傷みから開放されるんだろうという喜び

 

どちらかというとテンションは上がり気味だったのかもしれない

 

採血、尿検査、膀胱鏡、腎臓に管を入れる。

今日の、いや、今すぐとりかかる任務だった。

 

膀胱鏡?

腎臓に管を入れる?

 

辱めプレイ

採血、尿検査は一瞬で終わり

問題はその後からだった。

 

膀胱鏡

3年前に血尿出た時、ネットで出てきたんだよなぁー

ち○この先っぽからカメラ入れるってやつ

とにかく痛い

それを読んで恐怖に慄いた記憶がある

 

ご丁寧に

膀胱鏡室という部屋があり

ベテラン感を漂わせる、ご年配看護師に案内され

パンツまで脱ぎ、ち○この部分だけ切り抜かれているハーフパンツに着替えるよう指示される。

 

この時点で辱めポイント2である

 

次に分娩台みたいな機械に乗るよう指示される。

乗ると勝手にM字開脚になり

向こうから見るとち○こ丸出し状態になる。

 

さらに辱めポイント+4である。

 

先生達が登場し

お腹あたりにカーテンのようなものがひかれ向こう側が見えなくなる。

 

ち○この先を広げられ、穴にゼリー状の麻酔を入れられる

この時点でちょっと痛い

 

こんなん辱めポイント+4である。

10ポイント先取である。

 

そして何かを入れようとしてるのがわかる

途中で

「中林さん!ここだけちょっと我慢!」

と言われ

「いっっっったぁぁぁ!!!」

 

たぶん、膀胱に入る手前の部分だろう。

痛かった。

 

こんなん辱めポイント10じゃ全然足らんやん。

 

抜く時も、同じ場所で

「いっった!」となったが

無事に終わった。

 

辱めの後に、、

 

先生たちに、この辱めを受けたことがあるのかと聞いたら

誰も受けたことはないとのことだった。

 

「いつか味あわせてやるんだからなぁ!!」

 

たった今、経験したことのない辱めを受けた

40歳おっさん全力の捨てゼリフだった。

 

膀胱鏡室を後にし

次に指示された場所に向かう。

 

腎臓に管を入れる、、、

ドユコト?

 

この後、膀胱鏡が子供の遊び程度だったことを知ることになる。

 

つづく。