乱あんど癌

色んな意味で乱れたおっさんと、突然現れた派手な膀胱癌。RUN&GUN 速攻。常に攻守交替。先生、バスケもしたいし、あんなことやこんなこともしたいです。

第9話 どっかーん!とくる副作用は、もはや「副」作用ではないのではないか~副業で儲かろうってなんやねん~

こんにちは。

 

泌尿器科で入院してる人って

前立腺

糖尿

膀胱

その辺の病気の方が多いわけで。

 

ほとんどの人がご年配

おじいちゃん、なわけですよ

 

入院してるのが

おじいちゃんなら

お見舞いに来る奥さんは

おばあちゃんなわけで。

 

先日、僕の向かい(4人部屋の病室なのだが)の

おじいちゃんに

奥さんがお見舞いに来てて

2人の会話が聞こえるわけです。

 

「ここのご飯は美味しそうで良かったねー」

と、奥さん。

「昨日はカレーライスが出たよ」

と、ご主人。

 

「カレーライス良かったじゃない。この前、わたしが来た時のお昼は

えーっと、なんていうんでしたっけ、ハヤシ、、、

と奥さん。

「あぁー、あれも美味しかったなぁ。えーと、ハヤシー、、ハヤシ、、なんだっけかな、カレーライスみたいなやつなぁ、えーと」

とご主人。

 

まさかの

ハヤシ迷いではなく

ライス迷い!!

なんなら、カレーライスって言ってる時点で答え出てるし!

 

結局、答えは出せないまま

「アレも美味しそうでしたねー」

「アレも美味しかった」

と、「ハヤシ」すらなくなってました。

 

今日も平和にはじまります。

 

2クール目初週末

今週は

ありがたいことに

毎日、誰かしらがお見舞いに来てくれた。

ホント感謝です

 

みなさん良い意味で

僕を病人扱いしてくれない。

シゴトカ

オカネ

クダサイ。

 

土曜日は

大阪から、たまたまこっちに仕事で来た従妹が午前に。

昔お世話になった、数年ぶりにお会いするご婦人が午後に。

 

なんとも楽しかった!!

 

のだが

 

15時頃かな

ご婦人がお帰りになった後

 

抗がん剤の副作用が

 

どっかーん!!

 

ときた。

 

脱力感というか

倦怠感というか

ベッドから全く動けず

 

副作用恐るべし

おかげで

世間でいう3連休は

絵に描いたように

ぐったり。

 

月曜日は子供達が来たので

お父さん元気風を装いましたが

 

土曜から月曜朝まで

マジで動けなかった。

これでもかっていうくらい寝た。

 

ビビるくらいダルかったなー

 

抗がん剤の副作用だと思っているが

サボりと怠けからくる

ただのおっさんのダルさだったらどうしよう

 

あたし

まだ社会復帰する気満々なのに

心折れちゃう!

 

あ、宝くじ買っちゃう!

そうする!

 

田舎に家買って

のんびり平和に暮らそう

 

あー解決。

あー人生簡単。

 

2クール2週目

そんな副作用でビビッたのもつかの間

2週目に突入した。

 

1クール目2週目はパスになってしまったため

ここはパスするわけにはいかない。

 

月曜の採血結果は問題なし

火曜当日の朝は絶好調

昨日までのダルさが嘘みたい

よし

レッツ抗がん剤

ゴルフ日和ならぬ

抗がん剤日和

 

2週目はゲムシタビンのみ。

今日もビリビリするんだろぉぉー!?

かかってこいやぁぁー!!

 

都会のワークスタイル

抗がん剤投与も無事終わり

 

せっかくだから

1人打ち上げ的なことしなきゃと。

 

新しくなった病院には1階にタ○ーズコーヒーがあるもんで

基本的にコーヒーなんて飲まないくせに

シャレっ気づいて行っちゃったりして

ノマドワーカーぶってPC開いちゃったりなんかして

点滴棒におしっこバッグぶらさげてるくせに。

やってることは

このくだらないブログなんだけど。

 

結局、慣れてないもんだから

ソワソワして落ち着かないまま

病室に帰ってくるという

 

そして

日中に慣れないことしたからか

週末寝すぎたからか

この日の夜は

1時間しか眠れなかったという

 

イベント前後に現れる

この、謎の深夜興奮状態。

 

子供か

 

つづく。