乱あんど癌

色んな意味で乱れたおっさんと、突然現れた派手な膀胱癌。RUN&GUN 速攻。常に攻守交替。先生、バスケもしたいし、あんなことやこんなこともしたいです。

天才はあきらめた

闘病中に読んだ本を中心に

勝手に言いたいことを言い

書きたいことを書く

 

若かりし頃、お笑い芸人に憧れたこともある

NSCに入ってたとしたら今頃は何をしていたのだろう

 

天才はあきらめた

 
高校時代の友人が持ってきてくれた
僕のために持ってきた、というより
これ絶対、自分で読んだやつを、ついでに置いてっただろ
まぁ、嬉しかったから良しとしよう
 
「スッキリ」の天の声でもお馴染み
南海キャンディーズの山ちゃんの本
 
6月に蒼井優との結婚を電撃発表した
あの山ちゃん
 
電撃発表した数日後
吉本興業の闇営業問題に話題を全て持って行かれてしまった
そう、あの山ちゃんだ
 

クズ

 

とにかく山ちゃんのクズっぷりというか

性格の悪さというか

腹黒いところが惜しむことなく書いてあるんだけど

 

なんでだろ

 

そんなのわかってた、というか

 想定内なんだよなー

 

山ちゃんが根暗で性格悪そうなんて、みんなわかってる上で、、、

みたいな

 

そこを含めて愛されてるからスゴイ

 

ながらNSC

 

お笑い芸人になりたい

大阪のNSCに入りたい

って思ってからの努力

 

親に、大学入学を条件にされ

大阪のNSCに通うために

大阪の大学を目指す

 

で、見事に入学したのが

関西大学

もはやこの時点で半端ない

 

関西大学通いながらNSC通うっていう感覚が

よくわからないもん実際

 

ドラマ

 

そこらへんの下手な小説よりもドラマがあると思う

 

キングコングやオードリー

ブラックマヨネーズ笑い飯

麒麟や千鳥など

 

今となってはテレビで当たり前に見かける芸人達の、下積み時代も垣間見れて

それが凄いリアルで

 

僕はバンドをやっていたから

お笑い芸人にとっての劇場が

僕達にはライブハウスで

今、フェスとかで見かけるような有名なバンドも

当時はライブハウスで演ってて

 

まぁ、僕は夢に破れ

ただの癌に侵されたおっさんと化しましたけども

 

アァー

ジブンデイッテツライ

 

そういえば

昔、TOKIOの番組に出てた「足軽エンペラー

南海キャンディーズ前の、山ちゃんのコンビだったってのを

この本を読んで初めて知った

 

天才

 

そのうち「まんが」のコーナーでも登場すると思いますが

べしゃり暮らし」っていう、お笑い芸人の世界を描いた漫画があるんですよ

 

この漫画でね

「努力できる才能持っている人こそがほんまの天才やから」

っていう名言があって

 

そういう意味では

山ちゃんは天才なんじゃないかって

 

あとがきで

オードリーの若林もそんなようなことを書いてるんだけど

 

下積み時代から

とにかく分析分析

面白いと思ったことは全てメモ

何もかもをノートに書き、復習し

どんどんアップデートしていく

 

フリートークでの返しのうまさや、間の取り方

ボキャブラリーの豊富さや、言葉選びの上手さ

天才をあきらめた男が

努力で天才を勝ち取ったんだと思う

 

途中途中、山ちゃんの性格の悪さにイライラするけど

なかなか面白かったな