第25話 昔、エロ本に必ず載ってた、モザイク除去機が欲しいと思ったことのある男は手を挙げなさい
こんにちは
ちょっとね
この
外出自粛
無職の僕には辛すぎる!!!
ということでね
最近はダイエットなんてしてまして
食事制限と
軽いストレッチと
軽い筋トレ
始めて3週間くらい
やっと効果が出始めたかなと
え?
うんうん
わかる!!!
そう
とうとう
逆に
時代がやっと
僕に追いついてきたんじゃないかと
昔の人は言った
女は3歩下がって歩けと
意外と
これの意味知らない人多いでしょ
これ
女を守るために
刀を抜いた時
巻き添えにしないため
男が刀を振り回しても
女に届かない距離
それが3歩後ろ
なんですね
それを知らず
「いつまでも女が3歩後ろを歩くと思ったら間違いだからね!!」
女性差別だなんだ
言う人もいますけど
違いますよ
男ってぇ生きもんは
昔から不器用でして
そんな言い方でしか
愛情を表現できなかったんでしょう
ちなみに
もし
男が相打ち、または斬られたとしても
3歩後ろであれば
愛する人だけでも逃げれるように
っていう意味もあるそう、、、、です
信じるか信じないかは
あなたしだい
時代はいつも
僕より3歩後ろなんだよな
なぜなら
僕が
守っちゃってるから!!!
はぁ、、、
あたし
また
モテちゃう、、、、
はじまります
怪しい求人
そんな鬱な時代を過ごしまして
転職先も見つからず
諦めかけた
その時
見つけましたよ
怪しい求人
「僕はこの仕事で人生逆転できました!!」
的なやつ
ちょっと大人な雑誌とか
エロ本の最後のページあたりにある
「この香水をつけたとたん、彼女ができました!」
「この香水のおかげで、1日で女性3人と、、、」
とか
「このペンダントを買った次の日に、宝くじで1等当たりました!」
「このペンダントをつけた途端、持ち株が爆上がりしました!」
みたいな
同世代以上の男なら
誰しもが1度は
マジか、、、、?
って思ったことがあるはずだ
あ
話がそれた
給与は、、、、
完全歩合制
きましたよ
怖いやつ
正直
その時の僕は藁にもすがる気持ちだったのと
変な話
それがグレーゾーンの仕事だろうが
黒じゃなければ良いわけで
まぁ
育ってきた環境と年齢的にも
今さらビビるってのもなく
とりあえず
行ってみようと
って
こんなこと書いたら怒られちゃいそうだな
面接
なんの因果か
営業所の場所は
横浜関内だった
今考えると
求人が目についた時から決まってたんだと思う
カッコよく言うなら
運命だったんだと思う
所長が面接してくれたのだが
僕と同年代で
元バンドマン
これだけでも親近感湧くのだが
接客を距離感に例えて説明してくれたこと
催事屋は
超短距離接客だということ
言い換えれば
3分以内にお客様を落とす商売だということ
そう考えると
僕がやってきたアパレルってのは
値段や商品はピンキリだけど
接客に30分~1時間
なんなら2日後に買いに来てくれたっていい
その距離感でいうところの
短距離~中距離ってことになる
この考え方が衝撃的で
心から感動したのと
最終的な決定打は
この仕事は辛いよ
完全歩合だから
もちろん稼いでいる人もいる
逆にいえば
全く稼げない人もいる
ただ
本当にキツイ仕事だよ
っていうのを
正直に話していただけたこと
前にも書いたと思うけど
自分で言うのもなんだが
僕は人を見る目だけはあると思っている
この日に
催事屋という
初めて知る業界に入ることを即決した
向き不向き
3日から1週間くらいの期間ごと
神奈川はもちろん
静岡、長野、栃木、茨城、東京、長野
バラした櫓と商材を載せた車で移動し
櫓を設営し、販売し、バラして
何十個もの商材を運び、積み、降ろす
まぁ
大変な仕事だった
だけど
僕には合ってた
なにより
鬱状態だったのもあって
1人でいられるのが楽だったし
余計なことを考える時間も減ったし
数日ごとに環境が変わることや
現場ごとの出会いも好きだった
収入も全然増えた
ラーメン屋を経営する幼馴染に誘われるまで
2年くらい働いたけど
仕事に対する姿勢や
接客やサービスに対する考え方
働くことの楽しさ
挙げだしたらまだまだある
人生で一番学んだ期間だったと思う
この仕事やってなかったら
もしかしたら
今でも鬱だったかもしれない
鬱で癌
考えただけでも恐ろしい
しかも
鬱で癌
って
漢字で書くのちょー難しいじゃねぇか、、、
何画あるんだよ、、、
つづく