乱あんど癌

色んな意味で乱れたおっさんと、突然現れた派手な膀胱癌。RUN&GUN 速攻。常に攻守交替。先生、バスケもしたいし、あんなことやこんなこともしたいです。

第1話 40歳おっさんvs膀胱癌 異種格闘技的闘病生活 時間無制限1本勝負 シアイカイシ

ごあいさつ

こんにちは。

まずはじめに、覗いていただきありがとうございます。

 

40歳にして膀胱癌になり

職も失ってしまった

醜いおっさんの悪あがき闘病ガラクタブログ。

ヨッテラッシャイミテラッシャイ

 

数ヶ月間は、抗がん剤治療そして手術やリハビリ、入退院を繰り返す日々。

あたい負けないんだから。

つか、「負け」イコール「死」だし。

こうなったら本気出しちゃうし。

地球破壊しない程度に本気出しちゃうし。

ローブローあり、反則あり、ドーピングあり、闇営業あり、

無制限1本勝負 異種格闘技的闘病生活

お暇な時間に、観戦よろしくお願いいたします。

 

GC療法

本日は、抗がん剤治療のため入院して13日目。

 

癌との共同生活が始まってから知ったことだが

抗がん剤治療といってもいろいろあり、病院によっても違うらしい。

 

僕は、GC(ゲムシタビン、シスプラチン)療法という

2種類の抗がん剤を3週間に数回(1.2.8.15日目)投与して、1週間休む。

これで1クール。

それを3クール。

約3ヶ月間かけて、抗がん剤を投与していく流れになっている。

 

抗がん剤は劇薬

点滴で投与するのだが、抗がん剤って恐い。

もちろん個人差はあるみたいだけど

ゲムシタビンは点滴の針刺してるところからビリビリする感じ。

刺激物を体内に入れられてる感がすごい。

シスプラチンはビリビリしないんだけど、突然「おえっ」ってなる感じ。

嘔吐まではいかないけどムカムカする感じで

静かに静かに侵食されていく感じ。

 

なにより恐いのは

抗がん剤を点滴する時と外す時の、看護師さん。

マスクや手袋はもちろん、おもむろにポンチョみたいなの着て、顔ガードみたいなの装着する

全身完全防備って感じで抗がん剤のパックを触る。

「おーい、すぐ隣の僕はノーガードですよー」

って言いたくなる。

 

抗がん剤の副作用

 

そんなものを身体中に流したもんだから

そりゃ副作用が起きる

これも個人差が大きいらしいのだが

発熱、食欲不振、吐き気、むかつき、倦怠感、疲労

便秘、下痢、口内炎、発疹、脱毛

白血球減少、赤血球減少、血小板減少、肝機能や腎機能障害

などなど

抽選でもれなく何かしらが当たるらしい

 

懸賞やら宝くじやら、ほとんど当たったこともない僕ですら

当てることができた。しかも複数。

オカアサン、ボクヤッタヨ

 

O.M.G.

抗がん剤投与1日目、2日目と順調に終わり

3、4日目過ぎたあたり

突然の発熱、そして便秘、からの食欲不振と軽いむかつき、

なんにもやる気出ない倦怠感と疲労

39度オーバーの熱が3日ほど続き

まさかの8日目の抗がん剤投与できず、延期ではなくパス。

いきなりかよ。

スタートダッシュから足をくじきました。

 

今に至る

 

熱が下がるのと同時に、他の副作用もなくなり

3食のご飯とは別に、甘いもの食べたり、油もの食べたり

お菓子食べたり、ジュース飲んだり

 

今回の入院前

抗がん剤治療が始まると、みるみる体重が減っていくから

食べれるだけ食べといた方がいいと聞き

体重を増量して抗がん剤治療に挑んだ。

 

そして今、現在

さらに体重は増えている

ドナイナットンネン

 

明日は朝から採血と尿検査

ここを突破できれば

明後日、15日目の抗がん剤投与

なんとしてもここは決行したいところ

膀胱癌ちゃん

ごちそうを食べさせてあげるからね

ウヘウへ

 

つづく