乱あんど癌

色んな意味で乱れたおっさんと、突然現れた派手な膀胱癌。RUN&GUN 速攻。常に攻守交替。先生、バスケもしたいし、あんなことやこんなこともしたいです。

オーケストラ・クラス

闘病中に観た映画を中心に

勝手に言いたいことを言い

書きたいことを書く。

 

音楽物と先生物は大概観てると思う。

ワンパターンだとわかってての、感動。

 

オーケストラ・クラス

 このパターンははずさないでしょ。

音楽&先生パターン。

むかーしからある鉄板パターンね。

 

懸念したのは

フランス映画だってこと。

昔のフランス映画は暗くて、平気でバッドエンドにするイメージで。

あくまで僕のイメージね。

 

リュックベッソンはフランス映画というより

ハリウッド映画っていう、雰囲気と貫禄だから

もはや別格。

 

最強のふたりでどっかーん!といってから

またちょこちょこフランス映画を観るようになったかなぁ。

だからホント最近ね。

最強のふたり」が作った流れは凄い良かったと思う

凄い良い映画だったし。

純粋に、「こんな映画作れるんかぃ!!」って感動した。

 

バイオリン

かといって

この映画が明るく爽快かというと

 

いえい

フランス映画

そこは裏切らないぜ

どっちかつうと暗い

 

なんだろう

撮り方もあるんだろうな

影のある撮り方というか

北野武映画がフランスで評価されるのが凄いわかる気がする

 

子供相手にバイオリンチョイスってのも

勝手にフランス映画らしいとか思っちゃうよね。

音に哀愁というか

やっぱり影のようなもの

登場人物が個々に背負っているものを感じちゃう。

もちろんそれは明るくなっていくんだけど

あえてバイオリン、ゆえにバイオリン。

さすがフランスだぜって思う。

 

黒人さん

最強のふたり」あたりから

フランス映画のメインキャストに黒人さんが出てきた気がする

気のせいかな。

 

そんな頻繁にフランス映画観てないからわからんけど

黒人とマグレブ人が差別されてるのは確かで

だからメインキャストに少ないのかなーと思ってた

 

この映画の中心になるのは

黒人の男の子で

この子の家庭環境と

そこから音楽に対して生まれる意識みたいなもの

アメリカ映画なら普通なんだけど

フランス映画で観るのは新鮮だったな。

別の角度から心を打たれた感じ

 

で、そこにバイオリンだからね。

別の角度の、さらに別の角度、みたいな。

 

わかりやすい

やっぱこういう映画の良いところは

わかりやすいところだと思う。

 

音楽&先生物

 

基本的にこれ、間違いないからね。

 

途中からゴールが完全に見えてくるんだけど

わかってて観る

というか

完全に見えてるゴールに

無事にゴールしてくれ!っていう感じで観る

 

余計なアクシデントとか、変化球はいらなくて

いかに、ゴールへ綺麗に収まるか

 

これが醍醐味。

 

こういう映画観ると毎回思う。

昔に戻りたい。

また音楽がしたい。