第1話 暴食モード突入！ ATフィールドが限界です！～まごころを、僕にください～
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こんにちは。
今回から
「手術にゅういんの巻」になるわけですけども
僕ね
フッと思ったんですよ
「にゅういん」を
「乳淫」て書くと
めっちゃヤラしいじゃないかと。
これは男として放っておけないなと。
例えば「入場」を「乳場」にしてみる
んー、、女風呂かな？
「入札」を「乳殺」
挟まれて窒息死か、、、まさかの撲殺か、、、
「にゅうめん」を「乳MEN」
なんかカッコいい！アイドルみたい！
ちょっとマニアック
たぶん、、、ファンネルじゃなくておっぱいってことかな
「ニュージーランド」を「乳爺ランド」
なんだかよくわからないけど行ってみたい
さてと
乳ストーリーはじまります
入院
9月7日(土) 手術まであと4日
午前中に入院した。
毎度の入院手続きはもちろんだが
今回は、手術前後の説明＆同意書のサインも付いてきた
いやー！
すぐそこまで迫ってきてる感じ！
来る～きっと来るぅ～♪
きゃー！
貞子の手が井戸の淵にかかってる感じ！
想定外
晩御飯のトレイを下げに行った時だった
「中林さん、大好きなアイス食べれるの今日までだからねー」
看護師さんに言われた。
「え！？どゆこと！？」
僕は全く理解できてない
「え？説明で言われなかったの？」
「手術に向けて腸をキレイにしていかないとだから、明日の朝ご飯から食物繊維食になるのと、それに伴って間食も禁止だからねー」
な、、なんてこった、、、
今日の説明で、9日の昼ご飯以降断食とは聞いていた
だから、なんなら明日8日の病院食はキャンセルして
次いつ食べれるかわからない
食べたいものを今のうちにたらふく食べてやろうかと考えていた、、、
マジか、、、
とりあえずシャワー浴びて9階のコンビニに行こう、、、
暴食モード突入
ここまできたら
食べれる食べれない、ではない
食べねばならぬのだ！
というわけで
まずシャワー後
Youtube観ながら
アイスの実とソーセージパンを食す
映画でも観るかー
なんて気分になり、コンビニへ
熱々のスンドゥブとサンドウィッチを食す
コーラを飲む
とっくに消灯時間も過ぎ
映画も終盤にさしかかったところで、コンビニへ
〆の鶏白湯ラーメンを食す
ポカリを飲む
映画も観終わり
就寝
、、、
、、、って寝れるかぁぁぁぁーーー！！！
気持ち悪ぃよぉぉぉー、、、
食べ過ぎたよぉぉぉー、、、
僕は全力を尽くした
ウサギを狩るライオンのように
これでよかった、、、
これでよかったはずなんだ、、、
僕はベッドでしばらくうなっていた
そう
まるでライオンのように
食事制限
9月8日(日) 手術まであと3日
朝から食物繊維食が始まった
簡単に言えば、野菜多めって感じだと思う
この日は日曜日ということもあり
病棟は比較的静かで
3日後に手術とは思えないほど
のんびりと過ごせた
9月9日(月) 手術まであと2日
次に食事できるのは何日後なんだろう、、、
この日の昼ご飯後、断食が始まった
このタイミングで体重を計ってみる
今後は、断食から断飲、手術、、、の流れだ
ここから間違いなく体重は減っていくだろう
だからこそ
体重を計ってみた
76kg
、、、めっちゃ太っとるやん！！
ちなみに、4月、初めて入院した時は69kg
、、、7kg増えてるって、、、
しかも筋肉が落ちて脂肪になって
7kg増えるって、、、
抗がん剤って、、、
緊張感
断食に突入した代わりに点滴を打たれるのだが
手術仕様ということで
太い針で打たれた
これがまた地味に痛い
夜はいつもどおりシャワーを浴び
手術に向けてへそを入念に洗い
髭も剃った
指示されたとおり下剤を飲む
明日の朝くらいに効いてくるらしい
日中はそうでもないのだが
ベッドに横になると
なんともいえない緊張感が襲ってくる
明日は前日
明後日は朝から手術
泌尿器科最大の手術だ。
同じような境遇の人の、ブログや体験談を色々読んだ
何人もの人が
手術前の全身麻酔で
「このまま目覚めなかったらどうしよう」
と思うらしい
何人もの人が
自分が死んでしまったらこうしてくれという
今後の話を家族にしておくらしい
僕は何もしてない
死ぬ気はサラサラない
なるようになるさ
緊張感とともに襲ってくる不安を振り払い
空腹に耐えながら
なんとか眠りにつけた
つづく
