第20話 穴があったら挿れたいは、男子 ～「花より男子」ならぬ「穴寄り男子」 R18指定～
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こんにちは
10月といえばハロウィーン！
最近の渋谷の浮かれようったら、アホですよアホ
しかぁーし！！
楽しそうなのも事実！
しかぁーし！！
僕は人混みが好きじゃないのも事実！
しかぁーし！！
ちょっとだけ行ってみたいのも事実！
しかぁーし！！
今回はちょっと不謹慎かなー
警備に税金を1億円投入するて、、、
どっかの女子アナも言ってたけど
お隣の千葉が大変なことになってるのに
それはダメだろ
若い子達は楽しみにしてただろう
それもわかる
渋谷区は経済効果を見据えてなんだろう
目先の金追っかけちゃうのも少ーしわかる
でも、今回はあかん
本当は、大人達が導いてやんないと！
税金投入してる場合じゃないから！
仮装してボランティアして、千葉の飲み屋で打ち上げして、貢献しつつ騒ぐ！
せめてそうすればいいじゃない
千葉の人は嫌かもだけど、、
1億円はさ、みんなの税金なんだから、困ってる人達を優先に使うのが常識だろ
、、、なんて言いながら
結局、何もしてない僕は
偉そうに言う権利ないんですけどね！
はじめます
人間
10月9日(水) 術後28日
人間の身体って、ホントに凄いと思う
今日で、まだ訓練3日目なのだが
少しづつ漏れが少なくなってきている
内臓まで開いていた傷の回復の早さといい
機能の適応の早さといい
人間ってぇのは、つくづく素晴らしい
え？もしかして
僕だけが凄いんじゃないかって？
それ言っちゃう？
たーしーかーに！
じゃあ、言い換えちゃう？
超人ってぇのは、つくづく素晴らしい
凡人ってぇのは、つくづくかわいそうだ
アレンジしちゃった！
勝手にアレンジしちゃった！
え？嫌なやつっぽくなった？
反感を買うって？
まぁ、いつの時代も
優れた人間は、まぁ僕の場合は超人だけど、周りの反感を買うもんさ
有名税みたいなもんだ
予告
夕方、先生が来て
衝撃発表があった
巷でよくある
良いニュースと悪いニュースがあるんだけど
どっちから聞く？
みたいな感じだ
まぁ、どっちから聞くか選ばせてくれなかったけど
良いニュースは、だ
たぶん、再来週頭くらいに退院できます！
いぇー！！
ひゅーひゅー！！
ブラーボー！ブラージャー！
そして
悪いニュースは、、、
明日から自己導尿の訓練します
、、、ちーん
アレ？ボク、ニホンゴワカラナイアルヨ
アナタ、ナニイッテルカワカラナイヨ
辱め
10月10日(木) 術後29日目
まず、午前中に
自己導尿グッズの使い方
そして自己導尿のやり方を口頭で説明される
人間てのは不思議なもんで
説明されればされるほど
やりたくなくなってくる
その場でいきなりドーン！ってやってくれた方がまだ楽だ
実際に自分でやってみるのは午後で
それまで頭の中は
ちん○ん、管、痛い？、ちん○ん、管、痛い？、ちん○ん、管、痛い？、、、
謎の無限ループに突入していた
午後、笑顔で先生が現れた
完全に悪意のある笑顔だ
開催場所は同じフロアの障害者用個室トイレ
先生2人と看護師1人、そして僕
みんな「大丈夫！」って言いながら
キラキラした目で悪い笑顔をしている
こいつら、楽しんでやがる、、、
全員で個室トイレに入る
大人4人ではさすがに狭いがしょうがない
3人に見られている中
ガウンをめくり
パンツを下ろし
尿パッドをはずす
2人の男と、1人の女
そして、ちん○ん丸出し41歳のおじさん
ここが病院じゃなかったら
犯罪の臭いがする組み合わせだ
自己導尿
ちん○ん丸出しのまま
両手を石鹸でよく洗い
便座に座る
清浄綿という、消毒用脱脂綿みたいなもので
ちん○んの尿道入り口付近を拭く
グリセリンに浸った管をケースから出し、右手に持ち
左手でちん○んをまっすぐ上に伸ばしながら
人差し指と親指で尿道入り口を開く
先生達は横からアドバイスしながら見守り
看護師さんは自身の勉強のために凝視している
THE 辱めプレイ
いざ、尋常に
右手の管を上から、左手で開いた尿道に
まっすぐ挿れていく
ふぅー、、、ふぅー、、、
息を吐きながら、ゆっくりゆっくりと
尿道入り口がヒリヒリ痛い
15cmちょっとくらい入ったところで止まるのだが
膀胱に辿り着くためには、そこから道が曲がっており
ヒリヒリするのを我慢しながら
なかば強引に押すと、軟らかい管は曲がって
さらに奥へ進んでいく
25cmくらい、管の根元まで挿れると
管を通って、新膀胱内の尿が勝手に出てくる
ゆっくり抜いて
自己導尿終了
はい！もうやりたくなーい
これちょっと痛いしー
やりたくなーい！
複数の大人に
ちん○んに管を挿れてるところを見られる
あの瞬間に
全世界で同じ境遇にいた人はほとんどいないんじゃないか
もしかしたら
僕だけだったんじゃないか？って思うんだよ
ねぇ！母さん！
ボクモウアトモドリデキナイミタイダ、、、
つづく
