第32話 運命とは、意思や想いをこえて幸、不幸を与える力 ～神パイセーン、そろそろ自分にも幸くださいよぉ～
にほんブログ村
こんにちは
先日も書きましたが
最近ブームの宅飲み
居酒屋やBAR、飲食店専門の酒卸で働いている友人が
コロナの影響で
売上は前年の20％くらいだと
その反面
同じ酒卸でも
スーパーや小売店専門のところは
前年の150%を超えていると
たしかに
宅飲みだと
ビールが1杯 200円くらい
ハイボールやウーロンハイなんて
自分で作れば1杯 50円もかからない
もちろん酒の種類にもよるが
安く済ませようと思えば
酒とおつまみ合わせても数百円で済む
しかし
最近になっていきなり
宅飲みのコスパが良くなったわけではない
じゃあ、なぜスーパーなどは前年より酒が売れているのか
もちろん
最も大きな理由はコロナで
外出しづらくなったということだが
それに伴って
オンライン飲みという選択肢が生まれたこと
これがデカイ
今後の社会的にも経済的にも
大きなムーブメントだと思う
オンラインで友達と話しながら
終電などの時間も気にせず
気心知れた友達となら
メイクやファッションも気にせず
眠くなったら寝ればいい
最高じゃあないか
最も注目すべきところは
居酒屋離れ
酒離れ
と言われていた20代の子達を取り込んだことだと思う
もともと
なんで
好きでもない上司と
わざわざ居酒屋行かなきゃいけないの？
なんで
行きたくもないのに
忘年会や新年会、歓送迎会に参加しなきゃいけないの？
なんで
わざわざ高いお金出して居酒屋行くの？
つい2ヶ月前までそう言っていた
そういう20代の子達を
前回書いた
YouTubeなどの
動画やライブ感覚で
オンライン飲みの世界に取り込んだのが
とにかくデカイと思う
若者達よ
酒飲みの世界へようこそ！！！
そう考えると
僕はたぶん
酒飲みのプロ
っていうくらい
酒飲んでるな
いや
それ以上か、、、
酒ゴッド中林
ふはははは！
愚民どもよ！
ひれ伏せぇぇぇぇぇぇーーーー！！！
はじまります
運命の日
4月3日(金)
とうとう
この日がやってきた
ホントちょうど1年前くらいか
突然
巨大な蟹、、、
いや
巨大な癌に襲われ
この1年で
ある意味
色んなものを失った
形ある
色んなものをたくさん失ったが
形ない
色んなものをたくさん得たとも思っている
今日が
この1年に及ぶ闘いの
本当の意味での
一区切りだ
あくまで
「一区切り」
でしかないのだが
まず
ここを突破しないことには始まらない
前回のCT検査の結果を聞きに
東京医科大学病院にやってきた
続ガラガラ
病院内は
10日くらい前に来た時より
さらにガラガラだった
真っ直ぐ泌尿器科に向かい
予約票を受付に渡す
いつも混んでるはずの待合室は
前回よりさらにガラガラで
隣の整形外科受付の電話の声まで聞こえる
どうやら
コロナで来院することのできない方に
郵送する薬の
受取と使い方の説明をしているようだった
あくまで
僕の勘だが
電話の向こうは
爺さんだと思う
説明しては
「だから、病院には来なくて大丈夫ですから」
また最初から説明しては
「いやいや、だから病院には来なくて大丈夫ですよ」
また最初から説明してる途中で
「～さーん、説明聞いてますかー？」
冗談ではなく
このやりとりを30分はしてたと思う
言い方は悪いが
このレベルまでめんどくさいのは
婆さんよりも
爺さんの方が圧倒的に多いと思うのは気のせいだろうか
運命の時
「～番、中林さーん、～番の診察室にお入りくださーい」
スピーカーから主治医の声が聞こえ
意外にもドキドキしてる自分に驚いた
まぁ、癌宣告の時は
不意打ちすぎて
ドキドキする隙もなかったのだが
こんなにドキドキしたのは
普通車1発試験学科の合格者発表の時以来だ
今
そんなもんかぁーーい！！
って思われた方がいると思うが
正直
これに関しては
足掻いたってしょうがないことで
勉強したからどうこうってもんでもないわけで
悪く言っちゃえば
心のどこかで諦めていないとやってられんのですよ
痛いとか辛いとか
最悪の事態を想定しとかないと
やってられんのですよ
わい
酒飲まんとやっとられんのですよ！
そんな感じで
その感覚も
おかげさまで
この1年ありきなわけで
って
思ってたのに
いざ
自分の名前呼ばれたら
ちょっと緊張しちゃってる自分がいたりなんかしちゃったりして
んー
ギャップ萌え
いざ
参る
つづく
