乱あんど癌

色んな意味で乱れたおっさんと、突然現れた派手な膀胱癌。RUN&GUN 速攻。常に攻守交替。先生、バスケもしたいし、あんなことやこんなこともしたいです。

第14話 ねっとかふぇ? あー集合住宅のこと? 快適らしいねぇ ~某公園のおじさん談~

こんにちは

 

 やりたいことのアイデアはたくさんあるのに

どうすればいいのかわからない

 

この時点で

成功者と言われる人達とは器が違うんだろうな

 

って

言ってる時点でも

さらにダメなんだろうな

 

って

って、、、

 

あぶな!!

負の無限ループがスタートするところだったわ

 

大切なのは

最初の1歩と初速なんだろうなー

 

しかし

 

さっぱりわからん

 

前回ちょっと触れた

介護者目線も取り入れた介護施設もそのひとつ

こう書くと

現状の施設と何が違うのって思うだろうけど

全然違う

タブーだと思われてるところや

グレーゾーンがもっと明確になるはず

 

老人ホームならぬ

老人モールってのもおもしろい

 

腎ろうやレッグパックの改良

それに伴うファッション

 

もっといろいろあるんだけどなー

 

世の中の役に立つことばっかりだと思うんで

 

このアイデア誰か買ってください

 

はじまります

 

 

知恵

 

11月12日(火)

 

朝方

フラフラと新宿のネットカフェへ

 

しかしだ

 

ここでスグ寝てしまうと

また僕の下半身地域が水害に襲われてしまう

 

あたし

学ぶ男

 

とにかく水を飲む

 

なぜか

 

はーい!

こーこーかーらー

テスト出ますよーーー!!

 

しっかり話聞くーー!!

 

こーらー!

じゃないと先生

「教場」のキムタクみたいに厳しくなっちゃうぞー!!

 

ん?

顔が違う?

 

こーらー!

それ言わないー!

はいはいザワつかないザワつかないー!

先生が悪かった悪かったー!

 

 

はい

 

 

人間はアルコールを分解するのに

水分を大量に使う

 

だから水分摂取は大切

じゃないと

知らぬ間に身体が脱水状態になったり

ひどい二日酔いになったりする

 

ちなみに

酒飲んだ後のポカリは

酒が回るからやめた方がいい

と言う人がいるが

 

あれは嘘だ

 

むしろ

吸収の早いポカリは飲んだ方が良い

 

眠いのを我慢しながら

ひたすら水飲んでトイレ

ひたすら水飲んでトイレ

 

少しでも酔いを覚ますのと

できるだけ尿を出す

 

ホントはもうちょい続けたかったが

眠さ限界、、

一応、対策として

ジーンズは脱ぎ

尿漏れパッドを増設する

 

マナーモードでアラームをかけ

振動で起きれるように

両手でお腹の上に抱える

 

完璧だぜべいべー

 

ぐっない地球

 

朝だけど

 

 

寝坊

 

パッと目が覚めた

 

尿漏れパッドが重い

 

しかし

今回の水害は

村人達の知恵により

仮設ダムで食い止めることができたようだ

 

そう

あたしは

学ぶ男

 

頭いてぇ、、、

思い切り二日酔いじゃねぇか、、、

 

アラームより早く目が覚めたのか、、

 

スマホで確認する

 

11時半過ぎ、、、

 

待てよ

 

、、、予約は9時半

 

ふおおおぉぉぉぉぉーーーー!!!

 

寝坊しないように

わざわざ病院に近いネットカフェにしたのに!

 

迷うな!

行け!行くんだおっさん!

 

これが漫画だったら

片手はシャツの袖に通しつつ

食パンをくわえながら

もう片方の手でベルトを押さえて

玄関から飛び出てくるシーンになるに違いない

 

セリフはもちろんこれだ

 

「母さんなんで起こしてくれなかったんだよぉぉー!!!」

 

なんでだろう

無職のおじさんには

 

このセリフ

 

辛い、、、

 

でも世の中には

そんなおっさんもいるんだよな、、、

 

僕、、、

頑張る!!

 

 

時すでに遅し

 

病院に着いたのが12時過ぎ

こういう日に限って

いつもの採血に

プラス採尿まである

 

くっそぉぉぉぉー

急げ!急ぐんだあぁぁぁぁーー!

 

採血採尿を終わらせ

泌尿器科着くと

 

火曜日

僕の主治医は

午前診察だけだと告げられた

 

、、、

母さん、、、

なんで起こしてくれなかったんだ、、、

 

 

突撃

 

行き場を失った僕は

 

とりあえず1階ロビーに降り

 

病院内カフェの横にある

待合席で水を飲みながら考える

 

先週の今日

同じくらいの時間に

ここにいた気がする


vs-cancer.hatenablog.com

 

 

そうだ

 

入院病棟に乗り込んでみよう

主治医じゃなくとも

担当の先生が誰かいるかもしれない

 

とりあえず

今日一番の目的

 

次回からの入院場所問題はどうなったのか

 

vs-cancer.hatenablog.com

 

これだけは確認して帰らなければならない

 

エレベーターで17階へ

病棟の自動ドアは、入院または面会のバーコードじゃないと開かない

もちろん今日はどっちも持ってない

 

ナースステーションのインターホンを押す

 

「中林ですー」

 

「あ、来た笑」

「先生ーー、まさかの中林さん来ましたよ笑」

 

まさかのて、、

 

 インターホンの向こう側から複数の笑い声が漏れてくる

どうやら看護師さん達は全てを知っているようだ

 

 

朗報

 

ドアを開けてもらい

ナースステーションへ

 

「昨日は飲みすぎたんですか?」

担当の先生から開口一発

 

「寝坊しないように近くに泊まったんですけど、、、申し訳ございません!」

 

みんなの予想と

あまりにもピンポイントだったため

怒られるどころか

「やっぱりなー」

と笑われた

 

主治医の先生はまだ来ないようで

担当の先生が電話すると

「やっぱり朝まで飲んでたか」

という、またもや見透かされた反応と

今日の採血、採尿の結果見て

問題なければ、次回の入院日決めちゃっといて

とのことだった

 

次回の入院日??

 

「え?次回もここに入院できるんすか?」

 

主治医との電話を切った

担当の先生に聞いた

 

「え?主治医の先生から聞いてないんですか?」

 

「え?」

 

「え?」

 

また出た

恒例のこういうやつ

肝心の、患者のところまで届いてないパターン

 

まぁ

もう慣れたからなんとも思わないですけど

 

採血と採尿の結果を確認してもらい

飲みすぎたために肝臓の数値がちょっと高くなってた以外は

ザ・健康というわけで

 

次回の入院が決まった

 

マジ良かったーーーーーー!

 

東京医科大学病院にて

抗がん剤ラストスパート決定いたしました

 

ばっちこいやあぁぁぁぁーーーー!!

 

つづく